こんにちは、なるせあきこです。
来月開幕されるソチオリンピックを意識したわけではないのですが、
先週末、家族でアイススケートへ行ってきました。

昨シーズンまでは家族でアイススケートに行っても、
「滑らない‼」と言う子どもと一緒にベンチを温めることが多かったのですが、
今シーズンは子どもたちが滑る気満々♪
おかげで、何年ぶりかに滑ってきました。
久しぶりに氷の上に立つと、懐かしい感覚が足元から伝わってきました。
何度も尻もちをつきながら、少しずつ滑る感覚を思い出して行きました。
ツルンっと氷に足元が取られ、ドシンっと尻もちをつく。
尻もちをつくたびに手もつくので、
そのうちにお尻と手が痛くなっていきました。
その痛みを感じながら、
高齢者の方が不意に転倒し骨折するのって
こんな感じなのかもしれない・・・・
私が尻もちをついても、骨折しないのは、
骨密度が100%以上あるおかげなのかも・・・・
などと考えていました。
骨密度とは、骨を構成するカルシウムなどが
骨にどの程度詰まっているかという、骨の強度を表しています。
この骨密度が低下すると、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といわれ、
骨折しやすい状態になります。
女性には妊娠や授乳期、更年期など、骨量が減りやすい時期があります。
また、高齢になると、男女ともに低下しやすく、
背中が曲がったり、身長が低くなったりすることがあります。
骨密度が低下しやすい人の傾向をいくつか挙げてみます。
□ダイエットを繰り返している
□牛乳・乳製品が嫌い
□インスタント食品をよく食べる
□タバコを吸う
□運動が嫌い
□日光に当たる機会が少ない
□家族に骨粗鬆症の人がいる
骨密度は20才代がピークで、
年をとるごとに低下するといわれています。
若いころから骨を丈夫にしておくことが大切です。。。
かといって、若いころにタイムスリップして、
骨密度を高めるわけにはいきません。
ただ、骨は常にカルシウムの吸収や合成を繰り返していますので、
日ごろの食事や生活に気をつけることで、
骨粗鬆症を予防することは可能だといわれています。
食事でオススメなのは、
・カルシウム・・・・牛乳、小魚、大豆、緑黄色野菜など
・ビタミンD・・・・魚介、干しきのこなど
・ビタミンK・・・・納豆、青菜など
・イソフラボン・・・大豆、大豆製品
ビタミンDやビタミンKは、
油と一緒に食べると吸収率が上がりますので、
油で炒めたり、ゴマや油揚げと組み合わせるのがポイントです。
骨の合成に深く関わっている女性ホルモン(エストロゲン)が減るのが、
女性の妊娠や授乳期、更年期(閉経)などです。
大豆や大豆製品に特有のイソフラボンが、
この減ってしまう女性ホルモンに似た働きをすることがわかってきました。
食事から摂取したこれらの栄養素を骨に送り吸収するのに必要なのが、
適度な運動と日光です。
外に出てウォーキングなどいかがでしょうか‼
さくらのもり歯科医院では、健康やお食事についての相談も受け付け、
管理栄養士である私を通してお返事させていただくこともさせていただいております。
スタッフまでお声かけください。