山鹿へ行ってきました
こんにちは、なるせあきこです。
熊本市内の小学校に通う4年生の次男が、
社会科の授業で熊本県の山鹿にある「八千代座」について勉強していると言うので行ってきました。
まずはお目当ての「八千代座」へ。
熊本に移り住んで13年の私も初めての場所。
出かけた日は、八千代座で映画の催しがあっていて、
当日券を購入すれば中に入ることはできたのですが、
映画を上映している都合上、館内を暗くしているため見学は難しいとのことでしたので、
外観のみを見学してきました。
「教科書の写真はこの位置から撮ったのかな~」などと子どもが話してくれて、
外観を眺めるだけでも楽しめました。
山鹿の通りもとても落ち着く雰囲気で、
山鹿灯篭や竹細工、養蚕の繭を使った工芸品などを見ながら歩くことができました。
八千代座から歩いて向かったのは「山鹿灯篭民芸館」
山鹿灯篭のことだけでなく、
●昔の銀行の跡なので、銀行ならではの建物の作りになっていること
●昔のさくら湯のこと
●山鹿の祭りのこと
などを、知ることができました。
館内を見学しながら、「山鹿灯篭は和紙で作られているので、とても軽いんですよ」
と説明は受けたのですが、実際に触らせていただいたくと、本当に軽~~~い!!!
なのに、和紙で作られているとは思えないほど固くてしっかりしているのに驚きました。
和紙の原料になる「こうぞ」という植物も実際に手に取って見ることができたり、
中に入って見ることができなかった八千代座も灯篭で展示してあったりして、
子どものためにもですが、一緒に行った私も、とても勉強になりました。
山鹿の名物と言えば、
山鹿羊羹、山鹿灯篭せんべい、山鹿灯篭もなか、山鹿紅茶・・・・・
いろいろあるようですが、今回は灯篭もなかを購入。
豆の味がしっかり味わえるあんがぎっしり詰まっていてとても美味しかったです。
山鹿灯篭民芸館のお隣なので、場所もわかりやすかったです。
それともう1つ購入したのが、さくらのもり歯科医院の受付スタッフのおススメ
「タオ珈琲」のアップルパイ
リンゴ半分にカスタードも使われているのに、
ちょうどいい甘さでとても美味しかったです。
食べ物もですが、温泉やうちわなど、他にもまだまだありそうなので、
また遊びに行こうと思います。
山鹿からの帰り道、次男が授業のことを話してくれました。
○山鹿に八千代座という建物があること
○八千代座に市川海老蔵さんが来たこと
○市川海老蔵さんの奥さんが小林真央さんであること
○小林真央さんが乳がんであること
○担任の先生が身内の命を乳がんで失っていたこと
○命ははかなく尊いもの
など、社会科の学習で「山鹿」「八千代座」からはじまった授業は、
「命」にまで繋がり、10才の息子の心に響いていたようです。
10才になる4年生では、20才の半分ということで、
二分の一成人式が学校で行われます。
その準備のため、家庭でも赤ちゃんの頃から現在までの写真を見たり
思い出を話したりしているのですが、
そんな今日があることも、実はとても平穏でありがたいことなんだな~
と、改めて思いました。