こんにちは、なるせあきこです。

 

お母さんの愛情が足りてないんじゃないの？

 

「お母さんの愛情が足りてないんじゃないの？」

 

指しゃぶりをしているお子さんを見た方から発せられるこの言葉。。。

 

わが子も指しゃぶりをしていましたので、私もその当時は言われていました。

 

言われた時の、
切なさ
やるせなさ
母としてのふがいなさ

 

何が私に足りないの？

何をどうしたらいいの？

だれか指しゃぶりのやめ方教えてよ！！！！

「愛情が足りない」のであれば、
何をどこまでどうすればいいのかを教えてよ！！！！

 

と、指しゃぶりをするわが子を抱いて泣くこともあった頃もありましたが、
わが子は成長と共に指しゃぶりをしなくなりました。

 

子どもの発達と指しゃぶりについて

 

わが子が指しゃぶりをしなくなってから、
子どもの発達と指しゃぶりについての話を聞く機会がありました。

 

その話では、
指しゃぶりの原因の1つに、赤ちゃんの頃の反射が残っている場合があるとのこと。

 

赤ちゃんの頃の反射とは、
口元に触れたら、おっぱいを探すような動きをしたり、
教えなくても生まれてすぐにおっぱいやミルクを飲めたり、など
生まれつき備わっている、生きていくための力のことです。

 

これらの赤ちゃんの頃の反射は、生後４～５か月を過ぎると次第に薄れて行きます。

 

ただ、この反射が残ることがあり、
残った反射が口元に違和感を感じさせるため、
指だったり物だったりを口に入れたくなるのだそうです。

 

チェックしてみよう

 

その反射が残っているかどうかをチェックする方法もあって、
鼻の下など、くちびるの周りを触ってあげて嫌がるようであれば残っているんだそうです。

 

わが子3人にもやってみました。

• 指しゃぶりをしていた子はやはり嫌がりました。
• 指しゃぶりをしてこなかった子は触っても平気でした。

 

対処法とそのポイント

 

その残っている反射に対しての対処法もいろいろあって、
その中の1つが、

 その子に触れてあげること です。

 

口元に反射が残っている場合は、
口元を触られることを嫌がります。

 

なので、口元ではなく、体を、
しかも、手や足の指先など、口から遠い場所からゆっくり触ってあげることをおススメします。

 

口がある顔に近づくにつれ、嫌がるのであれば、
嫌がらない場所をゆっくりと触ってあげてください。

 

ゆっくりと触ってあげることを続けて行くと、
徐々にではありますが、顔や口元までマッサージできるようになりますよ。

 

ポイントはゆっくり触ってあげること。

 

ゆっくり触ってあげるには、マッサージがおススメです。

 

保湿クリームなど塗っているのであれば、
そのクリームをマッサージしながら手や足の先からゆっくりと伸ばしていってください。

 

何度も言いますが“ゆっくり”がポイントです。
（私も子どもには保湿クリーム塗っていましたが、ザザーっと塗っていました）

 

子どもが成長しても役立ちます

 

手の平や足の裏はもちろん、体にはたくさんのツボがあります。

 

プロのスポーツ選手の中には、
赤ちゃんの頃に、足の裏のツボをお母さんが刺激してあげていた人もいるほど。

 

どこにツボがあるのかを知っているだけで、育児が楽になることもあります。

 

ちなみに私は、赤ちゃんが落ち着くツボを知ったことで、
託児がずいぶん楽になりました。

 

また、大きくなってからも使えるツボを知ったことで、
これから子どもたちが成長していく中で迎える体や心の変化が起きてきた時に、
“こうしたらいいよ”とアドバイスできる知識を持つことができました。

 

知識があるだけで、気持ちに余裕ができます。

 

わが子に反抗期の兆候が見えた時、
初めはどうしていいかわからず、私が混乱してしまいましたが、
知識を得て、気持ちに余裕ができたら、
それまでギクシャクしていた子どもとの関係も落ち着いていきました。

 

イベントのお知らせ

 

そんなマッサージやツボの話が聞けるイベントを
さくらのもり歯科医院で開催します。

 

ベビーマッサージ1回教室

 

お申し込みはこちら

イベントの詳しいお知らせはこちら