テレビで紹介されていたトレーニングのこと
こんにちは、なるせあきこです。
寒い日が続きましたね。
熊本でも雪が舞いました。
そんな寒い日は、温かい飲み物を飲むと身体も心も温まります。
飲み物を飲む時の「正しい飲みこみかた」をご存知ですか?
先日、たまたま見ていたテレビで「正しい飲みこみかた」についての放送があっていましたので
ご紹介します。
この記事のもくじ
正しい飲みこみかたをするために必要なもの
ベロの筋肉を鍛える必要があります。
正しい飲みこみ方をするためのトレーニング
「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することが有効です。
ベロの筋肉を鍛える方法やトレーニングはいろいろあるのですが、
この「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音するのもその一つです。
やり方は簡単で、「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音するだけ。
このトレーニングのポイント
鍛えるための発音ですので、
オーバーなくらい、お口やベロを大きく動かしてくださいね。
乾燥している今の季節は、「パ」と言ったと同時に、唇が切れることがありますので、
始める前に唇をベロで舐めて湿らせておくと良かったりします。
リップやワセリンなどで保護しておく方法もあるのですが、
唇をベロで舐めることも、ベロのトレーニングになるのでおススメです。
また、発音する時に上半身が動くのも良くないです。
背筋を伸ばして、首や背中は動かさずに口元だけを動かしてくださいね。
椅子に座って行う場合は、両足の足の裏を床にしっかりつけておくこともポイントですよ。
このトレーニングで得られる効果
「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することは、飲みこむ力をつけるだけでなく
次のような効果も得られます。
口の周りの筋肉が発達するので、
- 噛む力の維持・向上
- だ液分泌の促進
- 発音が良くなる
- いびきや歯ぎしりの改善
- 表情が豊かになる
- 口の周りや頬にできるしわやたるみの予防・改善
- ポカンと開きがちな口が閉じる
口が閉じるので
- 口の中やのどが乾くのを防ぐ(むし歯予防や風邪予防など)
- 鼻呼吸による健康促進(風邪予防など)
また、入れ歯の安定にも効果があります。
テレビを見ながら、私がどうしても気になったこと
そして、テレビを見ながら私が気になったのが「タ」の発音をしている人の口元でした。
「タ」「タ」「タ」と発音するたびに上の歯と下の歯の間からベロの先端が見えているではないですか!!!
上の歯と下の歯の間にベロの先端を挟んでの発音は、英語の“th”の発音の時に使うと言われます。
もともと日本語には“th”の発音はない、とも聞いたことがあります。
「タ」と発音するときは、ベロの先端は上あごに付けてから発音します。
上の歯と下の歯で挟んで発音することは、「開口」といって、
上の前歯と下の前歯が外側に飛び出したような歯並びになり、
前歯で食べ物を噛み切れなくなる原因になることがありますので
お気を付けくださいね。
トレーニングについて、姿勢について、歯並びについて
詳しくはスタッフまでお気軽にお声かけください。